最終更新日:2024年11月24日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,987

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  1. サウジカップ、賞金は世界最高の総額約 22億円!

  2. 2020年 2月29日サウジアラビアの 首都リヤドで、国際競走サウジカップ(サウジC)」の第1回目が開催される。
    サウジアラビアの首都リヤドの画像
    ↑サウジアラビアの 首都リヤド


    2020年2月29日サウジアラビアの首都リヤドで開催の競馬サウジCのキングアブドゥルアジーズ競馬場
    ↑サウジCのキングアブドゥルアジーズ競馬場


    この「サウジC」が、いま世界の競馬業界、日本の競馬関係者の中で大注目されており、それもそのはず、なんと賞金の総額は、

    世界最高賞金の 約22億円!



    ちなみにサウジC5着でも約1億円10着でも約2000万円の賞金が支給される。

    しかもこのレースはなんと全て招待制で、馬の輸送費用だけでなく、関係者の遠征し、滞在費も全てサウジアラビアジョッキークラブが負担するという、物凄い待遇だ。

    また、この「サウジC」の後にはそのままドバイに輸送できるというメリットもあり、関係者が色めきだっているのは当然だろう。



  3. サウジカップ招待済みの日本馬

  4. そんな一攫千金のサウジCへ、既に招待状が届いている馬1着賞金10億円のメインレースであるサウジC(ダート1800m)に、昨年のチャンピオンズCの覇者クリソベリルと、ゴールドドリーム(ゴールドドリームは昨年暮れの東京大賞典で引退が既に確定と考えられていたのだが、サウジCに招待されたので「現役続行」となった)

    それと当日に、前座としてネオムターフC(芝2100m)にディアドラリヤドダートスプリント(ダート1200m)にマテラスカイ、3歳限定重賞のサウジダービー(ダート1600m)にフルフラットだ。

    他にもこの開催に興味津々なのが、昨年のマイルGⅠ春秋連覇を飾ったインディチャンプ陣営だ。

    使うとするならばザ1351ターフスプリント(芝1351m)なのだが「まだ招待状が来ない」と管理する音無調教師は嘆いているそうだ。

    おそらく招待されなければ、既に招待済みのドバイターフに回ることになるだろうが、ここには同クラブ所属のアーモンドアイがいるため、ドバイでカチ合うよりは、ここで走らせたいという思惑があるだろう。



  5. サウジCへ渡航するジョッキー

  6. またこの開催は前日の28日国際騎手チャレンジが組まれており、ここには武豊騎手藤田菜七子騎手の参加が予定されている。

    武豊騎手は世界を股にかけるジョッキーではあるがサウジアラビアは初なので、騎乗すれば16ヵ国目となる。

    実は米国で殿堂入りしたエドガー・プラード騎手がサウジアラビアに遠征した際に50歳以上という年齢を理由に騎乗ライセンスが下りなかったことがあったため、昨年3月で50歳にになった武豊騎手も「サウジで俺は乗れるのか?」という不安があったそうだが、結局この点はサウジ側が折れたことにより騎乗が可能になったそうだ。


    また藤田菜七子騎手今年は絶好調で、小倉開催が始まるやいなや勝ち鞍を伸ばし現在6勝で関東リーディング3位(1位O.マーフィー27勝、離れて2位横山典8勝)に付けている。
    マーフィーが勝ちすぎて他の騎手に勝ち星が回らないという状況は痛し痒しだが、それでも堂々と関東3位の座をキープして頑張っている。

    そして今年の小倉は中京競馬場が改修中のため、6週間のロングラン開催だ。
    昨年の新潟に続き、小倉リーディングも既に視野に入っているだろう。

    南関東では昨年の川崎記念の売り上げが約8億円であったのに対し、今年は約13億円。入場人員も過去10年間の川崎記念当日では最多の144万人という、異常事態の台風の目はミカエル・ミシェル参戦の各競馬場で起きてる「ミカエル・ミシェルフィーバー」だ。
    だが、そんなフィーバーに負けずに藤田菜七子も十分に存在感を示しているのだ。

    今回のサウジ遠征で勝利を挙げようものなら名実ともに「世界の藤田菜七子」と言われるようになるであろう。



  7. サウジCの詳細と、開催場所の首都リヤドとは?

  8. ・開催日:2020年 2月29日
    ・主宰:サウジアラビアジョッキークラブ
    ・競馬場:キング・アブドゥルアジーズ競馬場
    ・コース:1800mダート・左回り
    ・頭数:最大14頭
    ・斤量:牡馬4歳以上57kg 3歳53.5kg 牝馬2kg減

    サウジアラビアの首都リヤドで開催の競馬サウジCのキングアブドゥルアジーズ競馬場の周辺画像
     
    6階建てのスタンドの収容キャパは3500人

    イスラム教が賭博を禁止しているため、ドバイと同じく馬券売場は無いんだとか。


    《サウジC 賞金》※US$=106円換算

    1位 $10,000,000 10.6億円
    2位 $3,500,000 3.7億円
    3位 $2,000,000 2.12億円
    4位 $1,500,000 1.6億円
    5位 $1,000,000 1.06億円
    6位 $600,000 6360万円
    7位 $500,000 5300万円
    8位 $400,000 4240万円
    9位 $300,000 3180万円
    10位 $200,000 2120万円
    ※サウジアラビアでは非課税なので、勝ったら賞金は(馬主:70% 騎手:10% 調教師:10% 厩務員:10%)となる。


    サウジカップが開催される「リヤド」はサウジアラビアの首都で、人口は2010年時点でおよそ525万人だった。

    リヤド中心には高さ250メートルの「アルファイサリヤタワー」というランドマークがあり、サウジカップが開催されるキング・アブドゥルアジーズ競馬場は、首都リヤドから北東約40キロの、キングハーリド国際空港からタクシーで約20分で行けるジャナドリア地区にある。
    2020年2月29日サウジアラビアの首都リヤドで開催の競馬サウジCのキングアブドゥルアジーズ競馬場の上空画像
    キングアブドゥルアジーズ競馬場の上空画像


    見るとわかるように、辺りは砂漠
    アラビア半島のほとんどが砂漠で非常に乾燥しており、高温から、季節によっては夜間に凍結するなど、その気温差は激しい。

    今度のサウジカップが開催される時期の気温は、平均17度〜23度平均最低気温は9度くらいだそうだ。
    2020年2月29日サウジアラビアの首都リヤドで開催の競馬サウジCのキングアブドゥルアジーズ競馬場の場所
     

    (以下引用元:netkeiba.com
    今回のサウジカップの主宰であるサウジアラビア・ジョッキークラブが創設されたのは1965年で、年間の施行競走数は18/19年シーズンで635競走で、現役馬の総数は約9000頭と言われている。

    キングアブドゥルアジーズ競馬場における開催は、例年10月から3月までで、金曜日・土曜日の週2日開催が原則。19/20年シーズンは40日の開催が組まれており、1日10競走を施行するのが標準的なパターンである。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。