リスタートの会員登録前のトップページ
「リスタート」という競馬予想サイトの会員登録前のトップページはこのようなデザインになっている。
「リスタート」という競馬予想サイトの会員登録前トップページは、全体的にやや地味な印象を受けるデザインで、背景とのコントラストが弱く読みづらい箇所もある。
初見のユーザーに強く印象づける力は弱く、「本日登録で即付与」や「特典合計5万円」など、短期的なインセンティブを強調する構成が目立ち、典型的な集客型ランディングページといえる。

会員数よりも多い「人生復活」の矛盾について
非会員トップページを少し下に進むと、「利用者の声」として
「過去予想サイト利用者割合95%、毎月平均500名が人生復活」
などの文言が掲げられている。
しかし、2025年10月21日 14時時点での会員数は311人であり(この311人という数字も違和感あり)、会員数よりも「人生復活」とされる人数が上回っている点は、数字の整合性が取れていない。
このような不自然な表現が複数確認されることから、掲載内容の一部は自作自演の可能性が高いと考えざるを得ない。
それにしても、設定があまりに粗く、整合性の取れないまま公開されている点は、運営姿勢としてもかなりいい加減だなぁ。

会員はどれも「写真素材」の偽物だった
さらに下部には、「利用者の声」として顔写真付きのコメントが並ぶが、掲載されている人物には「年代・職業・イニシャル」などが付記されている。
しかし、実際の会員登録時にはそのような詳細な個人情報を入力する項目は見当たらない。では、これら情報の出所は一体どこになるのか。
この時点ですでに「確定」なのだが、念のために画像検索で確認すると、掲載されている写真はどの人物も「写真素材」であることが分かった。
つまり、「利用者の声」も実在性に乏しく、「自作自演」の演出として掲載されている可能性が高いと考えられる。

リスタートという競馬予想サイトの不自然な会員数
「リスタート」という競馬予想サイトは、「LINEの友だち追加」で会員登録を行う会員登録方式を採用している。
近年はモバイルユーザーが多数を占めるため、この方式は手軽で主流となっており、登録状況から会員数を確認することも可能である。
実際に調べたところ、2025年10月21日の14時の時点でリスタートの会員数は、すでに311人と表示されていた。

しかし、この「311人」という数値をそのまま信頼するのは難しい。
なぜなら、同時点(2025年10月21日14時)に情報検索を行っても、「リスタート」という競馬予想サイトに関する情報は一切ヒットせず、公式サイトすら検索結果に確認できなかったからだ。
一般的な感覚で考えても、検索で見つけられないサイトを新規ユーザーが自主的に検索及び登録するのは極めて不自然であり、「311人もの初期会員がどのように集まったのか」について合理的な説明はつかない。
このため、初期段階で一定数の登録者を確保するために、外部リソースや広告・マーケティング施策を活用した可能性が高いと考えられる。
実際、近年ではLINEアカウントのフォロワー数や登録会員数を“見せ方”として利用する手法もあり、LINE会員数を外部サービスで増加させる事例も確認されている。
こうした背景を踏まえると、「リスタート」の会員数表示は、単なる人気の証拠というよりも、“初期演出”として設定された可能性を否定できない。
リスタートの情報検索した結果
2025年10月21日の14時の時点で、「リスタート 競馬予想サイト」という複合キーワードでGoogle検索を実施した。
その結果、「リスタート」に関する情報はひとつもインデックスされておらず、検索エンジン上では「Googleに認識されていない状態」だった。
また注目すべきは、これらの検索結果の中に「リスタート」の公式サイトが含まれていなかったという点である。
通常であれば、立ち上げ初期の段階でもトップページ程度はインデックスされるのが一般的であり、公式サイト自体が検索で出てこないということは「リスタートを見つけることが不可能」ということだ。
この状況から推測できるのは、2025年10月21日の14時の時点で「リスタート」という競馬予想サイトが検索エンジンを通じた通常の導線をほとんど持っていないということだ。
つまり、会員数311人という数字が自然な流入によって形成されたとは考えにくく、外部的な要因で水増しされた可能性も否定できない。

唯一の情報を発見
2025年10月21日の14時の時点で「リスタート 競馬予想サイト」という複合キーワードで検索しても、何一つ情報検索結果には「リスタート」に関する情報ページは見つからなかった。
しかし、「競馬予想チェッカー」という口コミサイトを確認してみると、Googleにインデックスはまだされていなかったが、「リスタート」のページはすでに公開されていた。
「チェッカー」の「リスタート」ページにユーザーから投稿されたことになっている最古の口コミは、10月17日(4日前)のもので、公式サイトを見つけられない状況で、いったいどのようにしてこの口コミ投稿者は「リスタート」のことを知ったのだろう。
次々と公開されるリスタートの集客サイトの記事
2025年10月21日14時の時点で、「競馬戦線」「解体新書」「オトナの競馬」「ビビット」など、同一運営とみられる“いつもの集客サイト群”を確認した。
その結果、いずれのサイトにも「リスタート」に関する情報ページはまだ公開されていなかった。
その後も14時〜17時30分までのあいだ、数分おきに各サイトをリロードしながら「リスタート」関連情報を追跡したが、17時30分の時点でもどのサイトにも記事は見当たらなかった。
つまり、この時点では「リスタート」に関する情報は、どの集客サイトにも未掲載の状態であり、自然検索や外部サイト経由での流入経路は事実上存在していなかったといえる。

不自然すぎる口コミ
しかし、17時30分〜17時50分のわずか20分のあいだに、まず「競馬戦線」が記事を公開。
しかも、公開直後からすでに「優良評価」が付けられ、『わずか20分』の間に4件もの口コミが投稿されていた。
その口コミも実に怪しい。最古の口コミ内容は、
「9月27日にあったみたいな80万超えの払い戻しをまた出してくれ」
というものだが、日付が示す通り「9月27日」とは24日も前の話である。
この時点(10月21日)でも公式サイトすら見つけることができないのに、何の情報もない中で、どうすれば「リスタート」を見つけ、口コミを投稿できたというのか。
常識的に考えても、この口コミをそのまま信じるのは難しい。

不自然すぎる的中実績
「競馬戦線」の記事が公開されたのは17時30分〜17時50分の間(この時点で他3サイトは未公開)。
その後、「解体新書」が17時50分〜18時05分、「ビビット」が18時05分〜18時50分にそれぞれ記事を公開した。
興味深いのが、前述の「競馬戦線」に投稿されたことになっている最古の口コミで、「9月27日に80万超え」と記されている点だ。
しかし、この「9月27日」は記事公開(10月21日)よりも24日も前であり、その時点では「リスタート」というサイト自体を確認する手段は一切なかった。
それにもかかわらず、この口コミ投稿者も、外部検証サイトの4サイト(競馬戦線・解体新書・オトナの競馬・ビビット)も、皆が同日に「リスタートの検証を開始していた」と記録されている。
これはもはや偶然の一致では説明できず、「奇跡」と呼ぶにも無理がある現象だ。
さらに驚くべきは、そこで掲げられた的中実績が「回収率6199%」「回収率4132%」といった、常識では考えにくい数値だった点である。
この異常な一致と誇張された成果を総合的に見れば、予想会社と集客サイトが一体となって“演出”を行っている可能性が高いと考えるのが自然だろう。

リスタートのソースコードを検証
念のためにリスタートのソースコードも確認してみたところ、驚くべきことにサイト名以外に有益な情報が一切記載されていなかった。
これでは「リスタート 競馬予想サイト」に関する情報検索を試みても、ヒットするのは競走馬の「リスタート」ばかりで、公式サイト自体は検索結果に一切表示されなかった。
つまり、この構造では仮にサイト名を正確に入力しても、検索経由で「リスタート」へ到達することは実質的に不可能である。
検索エンジンからの流入経路が完全に閉ざされている以上、自然なアクセスの存在を前提とすること自体に無理があるといえる。

リスタートという競馬予想サイトの基本情報について検証
リスタートという競馬予想サイトの運営社情報
リスタートという競馬予想サイトの運営会社情報について調査したところ、フッターに記載された「特定商取引法に基づく記載」(上画像参照)では、当該サイトは「リスタート運営事務局」という法人が予想販売を行っていることになっていた。

国税庁サイトでリスタートの運営会社を確認できるか?
「リスタート」という競馬予想サイトが「リスタート運営事務局」なる「運営会社」によって運営されているとされている。
しかし、この名称は明らかに法人格を示すものではなく、一般的な企業名とも一致しない。
通常、信頼性の高いサイトであれば、法人名・所在地・代表者名などの基本情報が明示されているものだが、リスタートではそれらが一切確認できず、運営会社名を公開したくない意図があるようだ。法人名が不明である以上、国税庁のサイトでその実態を確認することもできず、運営の信頼性を検証する手段が限られてしまう。
リスタートという競馬予想サイトの運営所在地を検証
次に、リスタートの住所(運営所在地)について見てみよう。
リスタートの特定商取引法に基づく表記には、「神奈川県横浜市中区不老町1-2-1」と記載されている。
この住所を調べたところ、月額5,500円で利用できるバーチャルオフィスであることが判明した。
さらに調査を進めると、この住所は過去に「馬力王」や「FREE」といった他の競馬予想サイトでも使用されていた実績が確認できた。
8年ぶりに確認してみると、現在では住所が非開示となっており、その代わりに
「利用者の方から請求があれば速やかに開示いたします。」という文言に置き換えられていた。
しかし、もし本当にバーチャルオフィスであれば、隠す理由はないはずである。
それをあえて「請求があれば開示」とした背景には、運営実態を明かしたくない意図があると見るのが自然だろう。

リスタートという競馬予想サイトのIPアドレスを検証
リスタートのIPアドレス(送信元や送信先を特定するために使用される識別子)は「133.242.175.132」であることが判明したが、このIPと部分一致・同一レンジ上にある他の競馬予想サイトは見つからなかった。
同一サーバーや同一運営が疑われる場合、類似IP帯で複数サイトが確認できるケースが多い。
しかし、今回はそれに該当するサイトが存在せず、現時点では単独ドメインである可能性が高いと考えられる。
とはいえ、使用されているIP(133.242.175.132)は国内レンタルサーバー事業者の割り当てであり、他サイトとの共有環境である可能性も否定できない。
そのため、今後も他サイトとのIP連動や接続履歴を継続的に観察する必要があるだろう。

リスタートという競馬予想サイトの口座名義を検証
次に紹介したい検証情報は、リスタートに会員登録した後に調べたリスタートの振込先口座だ。
リスタートに会員登録後に調べたことだが、リスタートの振込先口座を確認すると「テレコムクレジット」という決済代行を利用していたので、口座名義から運営社を特定することはできなかった。

リスタートという競馬予想サイトの電話番号を検証
次はリスタートの特商法に基づく表記に載っていたリスタートの電話番号だが、「045-900-6260」という番号と部分一致するサイトは見つからない。
リスタートを退会する方法を検証
リスタートを退会する方法は、リスタートの利用規約(下画像参照)を見ると「ユーザーは、当社の定める退会手続により、本サービスから退会できるものとします。」とだけ載っている。

「リスタート」では、LINEの「友だち追加」を通じて会員登録を行う仕組みを採用しているため、退会を希望する場合には、LINE上で「ブロック」→「削除」を行うことで、通知等は原則停止できる。
ただし、ここで留意すべきは個人情報の扱いだ。LINEアカウントは、本名やそれに近いニックネームを使用しているケースがあり、登録時に「メールアドレスの共有」等の連携項目の確認が求められる場合がある。
つまり、LINE連携で登録した場合、LINEに登録されたメールアドレス等がリスタートの運営元へ共有・保持される可能性があるということだ。
そして現時点では、退会操作後における個人情報の削除や破棄に関する明確な説明や保証が公式には確認できていない。このような競馬予想サイトを利用する際には、登録に用いるLINEアカウントにも氏名など個人が特定され得る情報を含めないよう配慮するべきだ。
リスタートという競馬予想サイトのサイト・サービス内容について検証
リスタートという競馬予想サイトへの会員登録の方法を検証
さていよいよ「リスタート」という競馬予想サイトへ会員登録をしてみる。
リスタートへの会員登録は、LINEの友だち追加のみだ。

リスタートへの登録は、登録前TOPページ右上の「LINEで簡単」と書かれた緑のボタンを押すと、LINEの友だち追加のページになるので「追加+」を押す。
ページが切り替わったら(上画像参照)「アカウント作成」と書かれたテキストリンクを押す。リスタートにメアドを開示していいかと確認画面になるので「許可する」を押すと、「登録完了」となり、バナー画像を押すとリスタートの会員ページにログインすることができるようになる。
リスタートという競馬予想サイトの会員ページを検証
リスタートにログインすると、リスタートの会員ページ(下画像参照)に入ることができる。

リスタートのポイント還元を検証
競馬予想サイトの中には、初回登録時にポイント還元を行い、利用者を誘導する仕組みを採用しているものもある。
今回検証しているリスタートには、初回登録者に対し20ポイントのポイント還元を行っている。今回検証しているリスタートでも、新規登録者に20ポイントを還元する特典を設けていた。
ただし、リスタートの予想販売は基本的に現金決済形式であり、還元ポイントを利用できるコースはごく限られている。
「ポイントコース」は「無料予想」を掲載する情報公開ページの下部に設けられているが、最安のコースでも300ポイント消費が必要だ。
つまり、紹介登録時に付与される20ポイントを使用したとしても、残り280ポイント(=28,000円分)を自己負担しなければならない計算になる。
しかも、提供される券種は「馬連」であり、他サイトでは無料予想として提供されるレベルだ。
結論として、リスタートのポイント還元は一見お得に見えるものの、実質的には高額コースへの導線となっている。
還元ポイントの少なさと費用対効果の低さを踏まえると、登録特典としての魅力は薄いといわざるを得ない。

リスタートという競馬予想サイトを利用するメリットとデメリット
「リスタート」という競馬予想サイトを利用する際に注意すべき最大のポイントは、予想を購入した結果、収支がマイナスとなった場合に生じる後悔である。したがって、リスタートに関心を持っている場合は、まず無料予想を一定期間試してみることを推奨したい。
「無料予想」は、多くの競馬予想サイトにおいて重要な集客コンテンツであり、有料情報への誘導を目的として提供されているケースが多い。
そのため、無料予想の内容には一定の水準が求められ、言い換えれば、運営側がもっとも注力して提供する予想であるとも言える。
もしその無料予想において期待値を下回るような結果が続く場合は、有料予想の購入についても慎重な判断が求められる。特に有料予想は、購入の段階で費用が発生するため、的中しなかった場合の損失がそのまま利用者の負担となる。
その意味でも、リスタートの予想精度を見極める上で、まずは無料予想を通じて収支や的中状況を確認し、信頼できると感じられるかどうかを検証することが重要だ。
結果が伴っていると判断できれば、リスタートを利用する意義が見えてくるだろう。
リスタートという競馬予想サイトが提供する競馬予想について検証
リスタートが販売する競馬予想(有料情報)を検証
リスタートが販売する競馬予想(有料情報)について検証したので、次に紹介しよう。

リスタートという競馬予想サイトが提供する競馬予想は、毎週週明けの月曜日から有料コースを販売開始している。
リスタートが販売している競馬予想は、会員ページ下メニュータブに「販売企画」とあるので、ここを押すと、リスタートが販売している有料コース一覧を確認できる。
リスタートという競馬予想サイトの無料予想(無料情報)を検証
リスタートの提供する、無料予想(無料情報)だが、リスタートの有料コースと同じように会員ページ下のメニュータブ内に「情報公開」と記載のボタンがあるので、ここを押す。
次のページで確認できる無料予想と、ポイントコース一覧の一番上に「INFORMATION FREE」とあるので、これがリスタートの無料予想だ。
無料予想に参加して、買い目の公開時刻になったら「予想を見る」と書かれたボタンを押すと、確認ができる。

リスタートという競馬予想サイトの口コミ・評判について
競馬予想サイトに関して、「競馬検証.com」にはこれまで多数の口コミが寄せられています。
可能な限り投稿内容を反映したいと考えておりますが、近年はコンテンツポリシーや名誉毀損への配慮が求められており、表現の自由に一定の制約が生じているのが実情です。
「競馬検証.com」では、今後も引き続き「リスタート」という競馬予想サイトの検証を継続していく予定です。
実際にご利用された方や、ご意見・ご感想・関連情報をお持ちの方、あるいは電話による営業などの事例を経験された方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報提供にご協力いただけますと幸いです。
リスタートという競馬予想サイトのコース一覧と料金プランについて検証
「リスタート」という競馬予想サイトが販売している料金プランについて見てみよう。
なお、各プランに付随して提示されている目標金額については、根拠や検証過程が明示されていないケースが多いため、競馬検証.comでは敢えてその詳細は記載していない。
本情報が、利用を検討されている方の参考になれば幸いである。
※消費ポイント(金額)は変動することもありますので、参考程度で確認してください。
リスタートの有料コース一覧
| 逆転エントリープログラム |
|---|
| 提供レース:土日4鞍 |
| 券種:3連単 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円前後 |
| 参加費:22,000円( |
| 初回限定 |
|---|
| 提供レース:土日4鞍 |
| 券種:3連単 |
| 推奨投資金額:1鞍5,000円前後 |
| 参加費:22,000円( |
※他に「グレートホルダー」と「ダートヒーローズ」というコースがあるが、検証時に販売していなかった。






このサイト、ほんとに稼働してんの? 運営できてんの?