桜花賞 (4月・GⅠ) (桜花賞展望) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
特にチューリップ賞組。
時計も優秀で、あの時計(1分33秒4)で走れば、例年なら桜花賞は勝てる。それぐらいのレベルだ。
そのチューリップ賞で2着に2馬身差をつけたラッキーライラックが、文句なしの1番手だろう。
この馬は、何よりレースが上手い。いい位置につけて すぐに折り合えるのは良材料で、この形が一度も崩れていないのも良い傾向と言える。
あと「評価」と言えるか微妙かもしれないけど、この馬の1番評価できるところは、父オルフェーヴルの産駒なんだが、悪いところが出ていないってトコだろう。
鞍上が心配という声もあるが、余計なことさえしなければ普通に勝てる馬だと思う。
チューリップ賞組のレベルが高いと前述しておいて2番手はこれかよと思うかもしれないけど、あくまでも個人的な評価での2番手は、シンザン記念を勝ったアーモンドアイだけは一発があるかもしれない。
今年は上位陣とそれ以下の馬との力差がかなり空いている感があるので、上位陣は色々と難癖をつけられることになると思うけど、この馬の場合は牡馬相手にシンザン記念を勝ったということ、そのレースが出遅れて最後方からゴボウ抜きであったことが評価の対象となるのだが、そもそも稍重の馬場でのもので時計的な裏付けは全くない。
さらには牡馬相手に勝ったと言っても、肝心の牡馬が大した馬がいない(函館2歳S勝ち馬カシアスが3着)レースで2着も牝馬のツヅミモンならば、牡馬相手にシンザン記念を勝ったとはいえ箔にも何にもならんのですw
3ヶ月ぶりというローテーションも疑問だよな。
ただ、あの豪脚だけは認めないわけにはいかないだろう。
良馬場で同様の競馬をされたら「参った」と言うことになるかもな。
だからアーモンドアイが個人的な2番手だな。
3番手は4番手と同等評価と言えるのは、リリーノーブルとマウレア。
リリーノーブルは見た目にも血統的にもあまり早い時計に強いとは思えない馬でチャンスがあるとしたらむしろオークスだろう。
逆にマウレアは災い転じてというか、クイーンCで賞金加算に失敗したのが結果として吉と出たようにも思える。
絶対に権利を取らなければならないチューリップ賞で権利取りと賞金加算に成功した。
そしてローテーションに無理が生じたことで、結果的に栗東滞在を余儀なくされたんだが、これも吉と出る可能性が高いのではないだろーか。
あとは、ラッキーライラックは別格としても、その他の馬ならまとめて面倒を見ても驚けないのがトーセンブレス。
前走のフラワーCでは、桜花賞には出走しないものの、オークスで「惑星」と目されているカンタービレに激しく迫ってクビ差の2着。
牝馬ながら無骨にグイグイと伸びる末脚には見どころがあった。
もともと2歳時には阪神JFで上位3頭に次いで4着に食い込んだ馬で、しかも上がりは、ラッキーライラックと同じタイムでメンバー最速だからな。
つまりは能力的な裏づけがあったわけでフラワーCくらいは走って当然と言える馬だろう。
フラワーCでもメンバー最速の上がり時計をマークしてたし、作戦的にも後方待機の末脚勝負とはっきりしているから、その「決め打ち」が好結果を生む可能性は高いだろうね。
さらにはトリビア的なネタになるけど、鞍上のヨシトミさん、流石にもう歳なんで大きな期待はできないけど、若い頃は牝馬クラシックで「なんでお前が!」みたいな感じでポロっと来ることが何度かあったからね、もしかすると、「なんでお前が!??」ってのもあるかもw
…とは言っても、昨年のソウルスターリングも「まず負けないだろう」という状況で負けてたからなぁ。
「今年」は何かが起こっても驚かない。
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