最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,952

ケイバ事典 競馬予想サイトの口コミの評判を徹底検証結果

▼ ケイバ事典の競馬予想サイト情報

  • ■サイト名:
    ケイバ事典
    ■補足情報:

    競馬チャンネル、THE3連単ホテル 、ウマセン、ウマ魂と同じIPの予想サイト兼媒体?(競馬辞典/ケイバ辞典/)

    ■運営会社:

    競馬WEB事務局

    ■運営責任者名:

    記載なし

    ■電話番号:

    03-5342-0650

    ■メールアドレス:

    info@keiba-hoten.net

    ■住所:

    東京都新宿区西新宿3-1-5

    ■IPアドレス:

    211.133.241.251

▼ ケイバ事典の関連サイト情報

▼ ケイバ事典の競馬検証レポート

  1. ケイバ事典という競馬予想サイトの口コミ情報、評判を検証してみた。

  2. 今回検証するケイバ事典(競馬辞典)という競馬予想サイトだが、なんだかいつも検証している競馬予想サイトと様子が違う。→こんな
    それはケイバ事典(競馬辞典)サイト内で、他の競馬予想サイトの紹介がされていことだ。

    ケイバ事典(競馬辞典)のナビゲーションメニューを見ると、「ケイバ事典の的中実績」というページが用意されているので、競馬予想を提供している競馬予想サイトであるの間違いはなさそうなのだが、サイト内では競合と思われる競馬サイトの紹介を率先して行っているようだ。

    私が検証している時期に、ケイバ事典(競馬辞典)が紹介していた競馬予想サイトは、トップページに大川慶次郎(競馬サイト)〜パーフェクト馬券メソッド池江道場SiteプライドENZOといった5つの競馬予想サイトだ。
    他に「予想ランキング」というページがあり、そのページでも数十サイト分の競馬予想サイトが確認できた。


    これらの競馬予想サイトに共通した関係性や繋がりでもあるのかと勘ぐってしまうが、「ケイバ事典(競馬辞典)」で紹介されている複数の競馬予想サイトは、競馬検証.comのこれまでの調べによれば、グループサイトっていう間柄でもなさそうだ。

    また、ケイバ事典(競馬辞典)では「みんなのクチコミ競馬広場」という口コミサイトのバナー広告まで載っていて、サイトにリンクまで付いている。
    この事から察するに、ケイバ事典(競馬辞典)は競馬予想サイトとしても運営しているが、同時に、競馬予想サイト関連のサイトを紹介する広告媒体のようだ。


    もう少しケイバ事典(競馬辞典)がどういったサイトなのかを検証する為に、利用規約のページを確認したところ、5番目の広告掲載に関してという項目には「当社が提供するサービスやメールマガジンなどの配信に、当社または当社に掲載依頼をした第三者の広告掲載ができるものとします。」といった記載内容が書かれてあったので、やはり、ケイバ事典(競馬辞典)は他の競馬予想サイトから依頼された広告を掲載している、競予想サイト兼、広告媒体ということがわかる。


    次に確認したのがケイバ事典のドメイン取得日がだ、これは「2013年 02月26日」なので、この日付からサイトが存在することができた事になるが、単純にこのドメイン取得日の日付から運営期間判断するなら、5年間存続している競馬予想サイトとなる。
    サイト下部のフッター部分に記載されているコピーライトには「Copyrightc2013-2017」と書かれていることからも、やはり「予想サイト」と違い老舗感を誤魔化す必要がないからか正直のようだ。



  3. ケイバ事典という競馬予想サイトの非会員ページを検証

  4. ケイバ事典(競馬辞典)の登録前ページは、競馬予想予想サイトでもあり、他の競馬予想サイトを紹介している媒体としての役割もになっているサイトだ。

    サイト内には、競馬予想サイトならば必ずと言っていいくらい当たり前に設置される、的中実績に加え、所々に他の競馬予想サイトの広告が貼られている。

    まず、ケイバ事典(競馬辞典)の非会員ページにある「ケイバ事典とは?」というページを覗いてみた。どうせケイバ事典(競馬辞典)という競馬競馬予想サイトが出来た経緯なんかを長ったらしく説明されてるんだろうと思ったが、予想外に説明が短かく簡潔してたw

    それはそうと、「ケイバ事典とは?」というページで説明されている内容だが
    ぜ〜んぶ、タダ!!! 料金は一切いただきません!!!
    とやや大きめに記載されており、無料お得感をアピールしている。…もう少しサイトの詳しい説明の方を読んでみると、コンテンツ、予想や買い目の閲覧が全て無料という事らしい。

    という事は、ケイバ事典(競馬辞典)は完全無料の競馬予想サイトだという事なのだろうか?
    これまでに検証した「完全無料の広告モデル」のサイトは、大抵裏があって胡散臭いところが多かった。ケイバ事典(競馬辞典)の場合も、恐らく収入源はサイト内に掲載されている他のサイトの広告バナーだろう。少し警戒してしまう。
    画像をクリックするとポップアップで表示


    そんな訳で予想を無料で提供できるケイバ事典(競馬辞典)だが、今度は登録フォームの方に不可解な記述を発見したぞ。
    登録フォームの直下にある注意事項にあたる記述なのだが、よく見てみると「18歳未満の方はご利用になれません。」と記述されている。

    競馬が出来るのは20歳以上からだ。
    18歳未満はご利用になれませんってあるが、表記ミスだろうか?



  5. ケイバ事典という競馬予想サイトが多くの個人情報を知りたがっている?

  6. ケイバ事典(競馬辞典)の、「プライバシーポリシー」という個人情報に関する記載が載っているページを確認すると、一番最初の項目「個人情報の取り扱いについて」の内容に会員からどんな個人情報を取得するのか説明があったので確認してみる。
    どんな個人情報をケイバ事典(競馬辞典)が取得しようとしているかというと、名前、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、ID、パスワード、IPアドレス、通信履歴、クレジットカード情報、他課金情報といった情報だ。
    この中で、知る必要のない個人情報がある。
    それは郵便番号、住所、電話番号の情報などで、郵便番号と住所の情報を取得するっていうが別にサイトでコンテンツや買い目を見るだけだし、会員の居所を教える意味が分からない。それとも買い目を紙に直接書いて郵送で送ってくるつもりなのだろうか?ありえない。

    電話番号の取得に関しても、電話番号を必要とするという事が事実なら、業者が電話をかけてこようとしている可能性が感じられる。
    競馬予想サイトからの電話営業は、トラブルが発生しやすい運営方法の1つと言われており、極力業者には知らせない方がいい個人情報だ。

    そんなケイバ事典(競馬辞典)の、必要以上の個人情報を業者に知らせる行為だが、サイトを利用しようとしている側からすると、非積極的になるべき事なので気をつけよう。


    ただ、ケイバ事典(競馬辞典)の登録フォームの段階では、ケイバ事典(競馬辞典)から要求される個人情報は、メールアドレスのみとなっているのだが、ケイバ事典(競馬辞典)が、郵便番号、住所、電話番号を取得しようとしている事が確認出来た為、サイト利用の途中で聞き出してくるパターンが充分に考えられるのので、住所や電話番号といった個人情報の要求があった場合は、注意しなければならない。




  7. ケイバ事典という競馬予想サイトの会員ページを検証

  8. ケイバ事典(競馬辞典)へ会員登録するには、登録フォームからメアドを送るだけらしい。前の項目でも触れたが、ケイバ事典(競馬辞典)は会員の郵便番号、住所、電話番号などの個人情報を取得しようとしている不安要素があるため心配したが、登録フォームにメールアドレスを入力して送信ボタンを押すと、入力したメールアドレスが間違えていないか確認のための、仮登録のメールが送られてくる。
    届いた仮登録のメールを開くと本登録用のリンクが載っているので、そのリンクをクリックして本登録を行うという、従来の競馬予想サイトの会員登録手続きだ。
    本登録用のリンクを押してケイバ事典(競馬辞典)のサイトへ再度移ると「登録が完了しました!」と登録完了を知らせるページへ移動でき、特に会員登録の段階では郵便番号、住所、電話番号などの個人情報を求められるような事はなかった。

    会員登録後に表示されるページでは、右上の方にマイページという部分があったので、郵便番号、住所、電話番号などは任意で入力するパターンか?と思い、一応マイページの中身を確認してみたが、個人情報を入力するような場所は確認できなかった。

    いったいどこで郵便番号、住所、電話番号を聞き出して来るのかは不明だが、確かににケイバ事典(競馬辞典)はプライバシーポリシーのページで、それらの個人情報を取得するという宣言をしているので、注意深く今後も見てきたいところだ。


    ケイバ事典(競馬辞典)の会員登録後のページは、見た感じ登録前の非会員ページと大差無い見た目であまり面白味がない。
    トップページで変わったところというと、右上にマイページが追加されたくらいだろう。

    他のページで変わっているのが確認できたのは、「今週の注目レース」のページくらいのもんじゃないだろうか…
    今週の注目レースの方は、登録前ではレースの出馬表だけが表示され、予想買い目は制限されている状態だったが、登録後は今週末に行われるレースの予想買い目が公開されていた。
    確認した買い目では、馬連、3連複、3連単と3通りの予想が用意されていたぞ。

    これらの予想買い目は確かに無料で閲覧する事ができたので、料金は一切かからないようになっている。
    まあ無料の予想だから、的中はあっても配当の面ではあまり期待はできないだろうが、よく的中しているようなら予想の参考程度には成るのかもしれないな。




  9. ケイバ事典という競馬予想サイトのグループサイト

  10. ケイバ事典(競馬辞典)のグループサイトについてだが、まずは運営者情報で確認できる運営社は「競馬WEB事務局」となっている。この運営社名は法人名ではなので、会社名での表記はされていないという事になる…
    これだと運営会社の特定のしようがない為、正確な記載とは言えないのだが、「競馬WEB事務局」と同じ運営社名になっている競馬予想サイトを探してみたところ、「競馬予想の友ウマセン」という競馬予想サイトがヒットした。競馬予想の友ウマセンはケイバ事典(競馬辞典)と同じように、他の競馬予想サイトの広告を掲載している媒体としても機能していた。
    両サイトの運営方法までソックリだったので、ケイバ事典(競馬辞典)と競馬予想の友ウマセンは同一運営の競馬予想サイトだといって間違いないだろう。

    次にIPアドレスの視点から、IPが類似している競馬予想サイトを検証してみた。
    ケイバ事典のIPアドレスである「211.133.241.251」と全く同じになっている競馬予想サイトは、下記サイトが「競馬検証.com」のデータベースからヒットしたグループサイトを裏付ける同一IPのサイトだ。

    競馬予想の友ウマセン(211.133.241.251)
    ウマ魂(211.133.241.251)(閉鎖)
    THE3連単ホテル(211.133.241.251)(閉鎖)
    競馬大衆(211.133.241.251)(閉鎖)
    競馬チャンネル(211.133.241.251)


    既に同一の運営である事が分かっている競馬予想の友ウマセン以外だと、これらグループサイトの中でまだ息をしているのは、競馬チャンネルくらいだ。
    THE3連単ホテルに関しては、一応サイトが表示されるようになっているのだが、競馬チャンネルへリダイレクトをかけられるようになっており、自動的に競馬チャンネルのサイトへ移動させられるようになっていた為、THE3連単ホテルとしての運営は閉鎖をしている。


    「競馬検証.com」では引き続き ケイバ事典(競馬辞典)の検証は続けていくつもりですが、もしも ケイバ事典(競馬辞典)をご利用された方や、被害・不満と思われている方、ケイバ事典(競馬辞典)の「関連サイト情報」などをお持ちの方、または ケイバ事典(競馬辞典)からの電話営業など証拠の残らない営業を受けられた方などいらっしゃいましたら、どんな些細な情報でも構いませんので、口コミ情報のご提供にご協力頂けると幸いです。
    m(_ _;)m



  11. ケイバ事典という競馬予想サイトの競馬予想と料金プラン

  12. ・無料予想あり(完全無料)



▼ ケイバ事典の口コミ・評価・評判

1
  • 投稿者 : 名無しさん

    去年はそれなりに無料でも結果を出してたんだが・・今年になり予想がぐちゃぐちゃになってる
    多分、予想する担当者が辞めたんだろうと推測出来る、もうダメかもね

    ケイバ事典の口コミ情報
  • 投稿者 : 名無しさん

    ケイバ事典に登録してから競馬宝典というタイトルで色んなサイトの案内が毎日きます。
    善し悪しは人によると思いますけどこういうの嫌いな人は登録まではしない方がいいですよ。

    ケイバ事典の口コミ情報
  • 投稿者 : 名前なしさん  

    「ここは中継地点みたいなもん

    競馬宝典はただの経由地にすぎません。

    目的はその先の広告をクリックさせる事」

    「ダビレポ」より「ケイバ事典」の口コミ検証
  • 投稿者 : 名前なしさん  

    「天下統一が高額的中の一位??は?あり得ないんだけど。高額損サイトにも入るわ。最近はしらんけど
    競馬宝典のランキングなんてアテニしないほうがいいぞ」

    「ダビレポ」より「ケイバ事典」の口コミ検証
1

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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。




2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。