競馬予想サイトと電話勧誘トラブルの実態|不審な事例と対策
競馬予想サイトと電話勧誘トラブルの実態|不審な事例と対策
近年、競馬予想サイトの中には、信頼性の高いサービスと並行して、一部で不審な電話による情報提供を行うケースも報告されています。
これらの行為は、過去のいわゆる「情報商材型トラブル」や「投資勧誘詐欺」などと構造的に類似しており、利用者側の注意が求められます。
多くの場合、まず「無料登録」を促し、電話番号の登録を経て、オペレーターが電話で予想情報を案内するという流れになります。
その際に、「特別な情報を入手している」「競馬関係者の協力がある」「JRA公認の情報である」など、根拠不明な内容を提示してくるケースもあり、利用者が高額な情報料を請求されるといった事例が確認されています。
中には「成功報酬型」と称して、払戻金の一部を成果報酬として求める構成になっている場合もありますが、事前に十分な確認を行わずに個人情報や金銭を提供することは避けるべきです。
公的機関も注意喚起
JRA(日本中央競馬会)も公式に「JRA公認」と称する団体やサイトとは一切関係がない旨を公表しており、JRA関係者が直接的に予想配信などを行うことはありません。
また、「着順が決まってるレース」だの「競馬関係者が協力しているレースで100%当たる」などという表現は明確に虚偽であり、JRA関係団体が、直接電話などで競馬予想を勧誘することなどあり得ません。
公式アプリを模倣したケースも
一部のサイトでは、スマートフォンアプリや大手通信アプリに似せたデザインを用い、あたかもその企業と関係があるように装って信頼性を演出する手法も見られます。
例えば、「LINE投資サポート」というサイトでは、フォントや配色も「LINE」に寄せており、サイト名も「LINE投資サポート」なので「LINE」とのコラボをしたのかと勘違いしてしまうようなサイトでした。
ユーザーに対しても一見良心的な「後払いプラン」として1万円台の料金を提示し、購入後に連絡を促してから「ID発行費」などと称して高額な支払いを求める流れとなっていた事例があります。
確認されているメール内容の一例
以下は、実際に確認された通知文の一部要旨です。内容には過剰な主張や圧力的な表現が含まれており、冷静な判断が必要とされます。
「通話は記録されており、契約が成立している。これ以上の応答拒否は業務妨害とみなし、必要に応じてご自宅への訪問も検討する」

競馬予想サイトを利用する際は、運営者の実態、特定商取引法に基づく表示、ユーザーからのフィードバック、電話やLINEなどでの案内内容に注意を払いましょう。
特に、電話で高額な情報料や契約を提示されるケースでは、すぐに応じずに一度情報の真偽を確認し、家族や専門機関への相談を行うことを強く推奨します。
競馬予想サイトと電話勧誘に関する実例|過去に起きた被害とその共通点
競馬予想サイトの中には、無料登録をきっかけに電話番号の登録を求め、電話で情報を提供する形式を取るサイトも存在します。
その一部には、実際にトラブルや高額な費用請求につながった事例も報告されています。
ここでは、過去に公的機関や報道などで取り上げられた「<競馬予想に関連する電話勧誘のトラブル事例」を要約し、ユーザーが同様の手口に巻き込まれないための注意点として紹介します。
事例① 和歌山県:高額情報料を請求されたケース
和歌山県のある男性が、「一部レースは結果が決まっているので、お金を振り込んでくれれば、情報を教える」といった説明を受け、1ヶ月間にわたり複数回、合計約476万円を振り込んだ事例です。
レースのオッズや情報の真偽を確認しきれない中での金銭のやりとりが問題となりました。
事例② 新潟県長岡市:ダイレクトメールと電話の組み合わせ
「株式会社グローバル通信」と名乗る企業から突然DMが届き、その後電話で「競馬の当たり情報を教えます」と案内。男性は信じて5回にわたり計314万円を振り込んだと報道されています。
事例③ 電話による繰り返しの勧誘と送金
競馬関係者を名乗る人物からの電話で、「ジョッキー、馬主、調教師と繋がっているから」と話を持ちかけられた男性が、数回にわたり金銭を振り込んだというケースも確認されています。
これらの事例に共通するポイント
- いずれも「絶対に当たる」「関係者情報がある」など断定的な表現で信用させる
- 突然のメールや電話による連絡が発端となっている
- 電話でのやりとりにより、指定口座への送金を促している
このような事例は、どこかで個人情報(特に電話番号)を登録したことがきっかけで始まるケースが多く見受けられます。
競馬予想サイトの中には、登録時に電話番号の入力を求めるケースもありますが、その後にサイトが閉鎖されて連絡がつかなくなるという例も存在します。
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もちろん、すべてのサイトがそうしたリスクを伴うわけではありません。
しかし、実態の見えにくいサイトの場合、「特定商取引法に基づく表記」の会社情報や所在地、連絡先の信頼性を十分に確認し、少しでも違和感を覚えた場合は、安易に個人情報を入力しないよう注意が必要です。
競馬予想サイトの電話勧誘に関する注意点
一部の競馬予想サイトにおいて、電話を通じて高額な情報料を請求する手口が報告されています。こうした手法の中には、インターネット回線を利用した「IP電話」が用いられ、あたかも信頼できる企業からの連絡であるかのように見せかけるケースもあります。
特に、都市部の市外局番(例:03、06など)を使用することで実在する会社であるように思わせる例もあり、ユーザー側に警戒心を持たせにくい仕組みが取られていると指摘されています。
IP電話が悪用される背景と見分け方
IP電話はコストや利便性の面で優れている反面、利用者情報の把握が困難であることから、過去には別業界でも悪用された事例があります。
競馬予想に関する勧誘でも、一部の連絡元が不明確な電話番号や会社情報のないIP電話サービスを使用していたケースがありました。
実在する事業者を装った「○○サポート」などの名称や、公式サービスに似たデザインのサイトを使って連絡をしてくるケースもあり、特に注意が必要です。
対応の際には以下の点を確認しましょう:
- 発信元の会社情報が公式に記載されているか
- 「特定商取引法に基づく表記」の掲載があるか
- 電話口で「絶対に当たる」「限定情報」などの断定表現がないか
- 事前に確認できる無料の実績情報があるか
万が一の際の対応と参考情報
過去には「情報提供料」として数十万円単位の振込を求められた被害事例も報告されています。少しでも不審に感じた場合は、消費生活センターへの相談や、当サイトでの口コミ情報の確認をおすすめします。
また、当サイトでは、競馬予想サイトに関する電話勧誘の実体験を、匿名で収集・掲載しています。
もしご自身や身近な方が、類似のケースに遭遇したことがある場合は、参考情報としてご提供いただけますと幸いです。
※掲載にあたっては、内容や表現を一部調整させていただく場合があります。近年、表現に関する外部ポリシーや規制も強まっているため、すべてのご投稿がそのまま掲載されるとは限りません。あらかじめご了承ください。
5/11にはなんと、わずか20pt予想(2000円)で参加できる安価な予想コースで、京都6Rにて864.3倍と、146.7倍、73.8倍の全3券種的中。仮に500円で全券種を買ってたら、今回は2000円予想で、54万2400円の払戻しになった計算だ。前週(5/4)に続いて見事だ。
また、数年前には3237.5倍を含む全2券種的中(1000円予想)といい、すごい。ちなみに過去最高配当は、1000円予想での6479.2倍(その時の買い目)となっている。