最終更新日:2024年11月21日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,952

競馬予想サイトによる詐欺被害と、詐欺相談所について

▼ 競馬予想サイトによる詐欺被害と、詐欺相談所について

  1. 競馬予想サイトによる詐欺被害と、詐欺相談所について

    悪質な競馬予想サイトによる詐欺被害が増えています。

    被害者は競馬予想サイトの利用者だけでなく、真面目に競馬予想を配信しているサイトも「同じ穴のムジナ」だと思われてしまうので、悪質な競馬予想サイトには頭を悩ませているようです。優良」と「悪評」の線引きをするのはユーザーの判断によるものですが、「必ず儲かる」という言葉で客寄せする「詐欺」という行為は許されるものではありません。

    以下、悪質な競馬予想サイトに騙された。と思った方が、どこに相談すれば良いか
    助けてくれると思って相談すると、後々面倒なことになる相談所などについてまとめてあります。

    また、被害相談をした相談所による二次被害も多発しているのでご注意ください。



    正しい相談所に相談することが大切

    競馬予想サイトで問題が起き、相談しようと「競馬詐欺 相談」という複合キーワードで検索すると、大量の安っぽい簡易サイトのような「探偵/相談所」がズラリと並びます。

    競馬予想サイトの詐欺被害にあった人が相談する相談先でも被害?
     

    悪質な競馬予想サイトが増え、被害者数が増えればそれだけ相談所という職業も潤い被害者に旨味を感じた悪質な相談所も当然増えています。

    競馬予想サイトによる詐欺の被害相談、返金相談を受け付けます」と詠いながら、実際相談してみると予想サイトに確認したところ「実際に予想を配信しているので取り返せません」と開き直る詐欺まがいな「探偵/詐欺相談所」も増えているようです。

    「競馬詐欺に遭われた」と思った人は「詐欺相談」などで検索すると検索結果で上位表示される自称探偵が運営する相談所には「詐欺相談」をしないようにしてください

    先ずは下記の安全な相談所に相談してみるのが良いでしょう。
    警察への相談はあまり力になりませんが、国民生活センターは親切に話を聞いてくれます。

    警視庁のホームページ

    国民生活センターのホームページ

    競馬予想サイトの詐欺にあった時の相談窓口は国民生活センター
     



  2. 「弁護士ドットコム」に競馬予想サイトの相談した検証

    「弁護士ドットコム」とは?

    弁護士ドットコム」という大勢の弁護士が登録しているこのサイトは、「弁護士をもっと身近に」と「無料相談」という魅力的なキャッチフレーズで、相談者はさぞや多いことでしょう。

    競馬予想詐欺被害で相談しても迷惑メールが増えるだけの弁護士.com
     
    弁護士 無料相談」で検索すると見つかるでしょう。

    弁護士ドットコムの「特定商取引法に基づく表記」を見ると月額330円月額制のサイトです。

    会員登録すると「無料相談」や「弁護士検索」が「全て無料で利用できる」とあるが、普通に月額取ってるだろう。と、思う。それを言うなら「月額に含まれてます」だろ。


    「弁護士ドットコム」に競馬予想サイトの相談をしてみる

    この「見た目」は期待出来そうな弁護士ドットコムに実際にメールフォームから相談してみました
    「弁護士ドットコム」は確かに相談はできます。

    ですが何度相談メールを送っても、返事が来たのは、はじめの一人だけ
    しかも回答の文字量も少なく、かなり的ハズレの「そんなん、わかっとるわ!」と声を荒げたくなるようなお粗末な助言と、相談をしているのに「質問返し」で、返信しても無反応
    被害者は「正義の味方の総本山」にでも相談するような、期待と安心で相談してみても「シーン…」と無視されてしまうような、スカっぷり。

    …まぁ、普段はもっと親身になった回答をくれるのでしょうか、私の場合が「残念」な弁護士だっただけなのかもしれませんが、回答はたったの1回きりだったのに、「bengo4-support」というアカウントで「弁護士ドットコム」からの広告は頻繁に来るようになりました

    弁護士ドットコムからしつこく届くメールは、もはや迷惑メール
    もはや迷惑メールの粋です。


    これじゃただ迷惑メールが増えただけ。
    なので、期待は最小限にした方がいいでしょう。



  3. 「区役所」に競馬予想サイトの相談した検証

    区役所にも相談窓口がある

    私の住んでいる地域の「区役所」にも被害者向けの相談設備がありました。

    これは基本的には「法律」の相談所なので、詐欺に遭った場合、法律がどのように守ってくれるのか聞きたい時に「無料」で相談ができます

    区役所にあるので、市役所にもあるかとは思いますが、先ずは貴方の住まれている地域の役所を確認してみてください。


    区役所に競馬予想サイトの相談した場合

    因みに私の場合、先ずは電話にて無料相談できる日時を決めました
    1日にたったの30分」しか相談できないので、貴重な相談を無駄にしないように要点をまとめ、いざ相談しに行くと、なんとも頼りなさそうな新卒のような弁護士(?)先生が、端がめくれ上がった黄ばんだゴムシートの貼られた古びた机に座り、話を聞いてくれました

    まぁ、実際にお会いできたので、弁護士ドットコムよりは印象良かったのですが、「返金相談」や「どの部分が悪質競馬予想サイトの「詐欺」という行為にあたるのか」と、具体的に教えて欲しいと言うと即答ができませんでした。

    目の前で「六法全書」をひきはじめ、そうこうしているうちにアッと言う間にタイムオーバーです。

    この続きは後日。となってしまい、事前に録音の許可を頂いて録音した内容を確認しても、なんとも実りのない会話が続き、結局ほとんど返金についての対策は分からずじまいでした。
    「続きは後日」と言われたものの、いざ相談しに来ようとすると「遠まわしに」見込めないから無駄だと言われました
    そんなワケで、これも期待は最小限にした方がいいでしょう。



  4. 探偵ばかりの「詐欺相談所」

    事務所に来させて相談料をとる悪質な探偵が多い

    「詐欺の相談」で相談所を検索すると、「被害の証拠(振込明細)等があれば返金対象となる」と「返金できます」と豪語する相談所ではよく言います。

    でも、残念ながらこのような相談所は大抵が「探偵」や「個人運営」で、弁護士が返金に全力で動いてくれるわけではなく、相談料を取らるだけで終わることも「よくあること」です。
    どこも相談に関しては「完全無料相談」と言ってますが、実際に電話をしてみると「まずは事務所にお越し下さい」と言われ、事務所に行くとまるで弁護士先生のように時間を計り相談料を請求してくるところもありました。


    探偵は競馬詐欺被害額の返金を求める資格がない

    そもそも「探偵」は「調査だけ」の事情を聞いて調べることは可能だが、成果報酬などを得て債権回収、被害額の返金を求めることも違法です
    なので基本的には「調査」だけしかできません


    コロコロを記載内容を変える探偵

    …中には「資格のない」探偵以外にも、探偵の資格すらないところも「競馬詐欺被害者」からビジネスチャンスを感じとるヒトもいるようです。
    今は無くなったようですが、以前「詐欺相談者の会」という組織(?)がありました。

    「詐欺被害の調査・返金総合事務所」と名乗っていましたが、後日「詐欺被害無料相談・詐欺相談者の会」という意味不明なサイト名になり、更に事業内容は「詐欺、詐欺疑惑の告知活動及び対策アドバイス」…つまりは「アドバイス屋」って「本当」の意味で「相談所」になっていました。
    「競馬詐欺で500万円の被害から返金」「返金額:200万円~300万円未満」と、かなり胡散臭くてアバウトな勝敗でしたが、「アドバイス屋」にしたことで法律的には免れます。
    ですが、そこも今ではありません。もしかすると、相談をされた方とトラブルになったのかもしれませんし、警察の厄介になる前に閉店したのかもしれません。

    「アドバイス」を無償でやる「マザー・テレサ」なら素晴らしい行いですが、慈善事業じゃーないでしょうから、相談のどこまでが無料で、どこから有料になるのかは分かりません。


    最近は「詐欺相談を受けたら紹介する」手法

    先述したように、競馬予想で詐欺被害にあった人を食い物にする悪質な相談所(探偵)は、ここ数年の間に「これだと捕まる」と悟ったのか、記載内容を変え、手口も変えました。
    最近の詐欺被害相談を受ける会社は紹介サポートをするという
     
    あるサイトでは、検索結果でかなり奥にいたので、そこまでデイリーのアクセスがあるとは思えないのですが、毎日10件以上の詐欺相談を受けている。と書かれていました。
    どれだけ凄い事務所なのかと思いきや、ここは被害者を集客するための集客サイトで、「詐欺事件の返金や回収のサポート」をしていると書かれていますが、実際はこのサイトの運営者が解決するのでは無く、解決できる「法律家や調査会社を紹介する」とあります。

    つまり「一枚」ダミーを挟んでいるのかもしれません。

    しかも相談前にネットから個人情報と、被害額など具体的な被害内容を求められます
    このサイトが悪質かどうかはわかりませんが、仮に悪質な相談所だった場合、この時点で競馬予想の詐欺業者が最も欲しがる「顧客情報」の登録完了です。
    最近の詐欺被害相談を受ける探偵会社にも個人情報が渡る
     
    今でも嘘くさい返金実績を掲げ、サイト内にはろくに調査もしないで「競馬予想サイト」のサイト名だけ羅列しているところがあります。
    「これらのサイトで被害に遭ったら相談して下さい」と、SEO(検索上位表示)の為だけに競馬サイト名を「利用する」悪質な「相談所」も沢山あります。
    期待は最小限に、よく正式に「契約」を交わす前に料金設定を確認してみて下さい。


    相談所による二次被害

    《実例》調査による二次被害

    「無料相談ということで相談しにに行ったら、契約すればすぐに調査を開始する」と言われたが、よく契契約書を見ると、契約に対する金額の記載が無く、調査内容がどういったものか具体的な説明も無かった。それでも急を要していたのと、調査金額の相場と調査内容によって金額が違うことを言われ、契約してみると、調査完了時に100万円もの請求があり、減額交渉をしたが「すでに調査済ということで払ってもらわないと困る」とまで言われた。
    これでは後ほど紹介する「競馬予想詐欺」と、この解決するハズの「探偵事務所」のどっちが詐欺かわかりません。


    《実例》調査による二次被害

    金融商品への投資名目で約2500万円をだまし取られていた男性が、「詐欺被害支援機構」という相談所に返金の相談をすると、「詐欺被害支援機構から業務を委託され、被害金を分配する際の審査を行っています」と、返金手続前の事前調査と称し調査料を請求された。
    その後、返金はおろか「あなたは無職なので審査から落ちました。どこかの会社の社員登録証明書を購入すれば審査に通る」と、継続続行の意思があれば調査を続けるけどどうするか?と、既に調査料を払ってる男性に「このまま終わるかどうします?」と判断をゆだねられた。

    「返金されるなら」と、期待した男性は「社員登録証明書(?)」の事務手数料として、計206万円を指定された住所に郵送したそうだが、実際には「詐欺被害支援機構」という組織は存在せず、住所は私設私書箱だった。…という、なんとも悲惨な事件。
    これは「競馬予想詐欺に遭った被害者」ではないが、相談所による「二次被害」が多発しているのは同じである。



  5. 「返金」に期待してはいけません

    最後の砦として事実上「返金させることのできる」司法書士や弁護士も、誰もが親身になって話を聞いてくれるわけではありません。

    悪徳弁護士であれば詐欺会社や詐欺師相手の案件で実績があると期待させ、良心的な対応で、先ずは「契約」を急がせるところもあり、返金できるどころか調査料と相談料だけ請求されるという、詐欺被害者の二次被害が多発しているのも実状です。

    警察では「刑事事件」として警察が動くケースは極めて稀です
    警察の仕事は刑事事件での立件であって、詐欺被害者の金を取り戻す手伝いをしてくれるわけではないです。

    99%の競馬詐欺事件は刑事事件にはなりません。

    仮に「刑事事件」として扱っても、被害にあったお金が返金されることはまずないので、期待は一切しないことです。
    競馬予想サイトでの詐欺被害談の実例
     


  6. 競馬詐欺被害の事件簿

    <競馬予想詐欺>紀の川市で振り込め類似詐欺事件

    <競馬予想詐欺>紀の川市で新手の振り込め類似詐欺事件
     
    お金を振り込んでくれれば、八百長レースの情報を教える」という電話を受けた紀の川市の男性が相手の指定した預金口座にあわせて476万円を振り込む類似詐欺事件が発生し、岩出警察署が捜査を始めました。

    警察によりますと2013年6月下旬ごろ、情報提供会社のサトウと名乗る男から紀の川市の農業を営む58歳の男性の携帯電話に「 競馬に1日1、2レース八百長レースがあり、お金を振り込んでくれれば、情報を教える」といった電話がありました。

    そのレースのオッズが1030倍から2000倍だったため、この話を信じた男性が、7月9日から8月8日までの1か月間に勝ち馬情報提供料として現金あわせて476万円を12回にわたって相手が指定した複数の預金口座に振り込みました。

    しかし、教えてもらった勝ち馬番号がいずれも外れた為、男性がサトウと名乗る男に電話をかけたところ、別人が出て「金策に走っているので待ってほしい」と言われましたが、その後も返金されず、男性が警察に被害届を出して、事件が明らかになりました。
    警察によりますと県内で勝ち馬投票券の情報提供を謳った振り込め類似詐欺事件が確認されたのは初めてだということです。



    <競馬詐欺の相談>競馬詐欺にあいました(T_T)

    Yahoo! 知恵袋
    <競馬詐欺の相談>競馬詐欺にあいました(T_T)
     
    虚偽の競競馬詐欺にあいました(T_T)
    競馬情報詐欺にあいました(T_T)
    私は去年結婚したばかりなのですが、妻には言えずリストラになりました。すぐになんとか職は見つかったのですが収入は以前の会社よりはかなり下がりかなり厳しい状態でした。

    その時、メールで何度か簡単に稼げるみたいなメールが来ていたのですがずっと無視していたのですが気が付いたら競馬の情報会社に500円ということなので振り込んでしまいました。

    そしたら、たまたまだったのかお試しでもらった、情報が金額的には大したことはないのですが当たり信じてしまい次は高配当で間違いないので借りてもすぐに返せますと言われ100万入金してしまいました。

    それから、何度かレースで情報をもらいましたが一切当たりません(T_T)

    さらに家族にもばれ、リストラにあって職がかわったことも伝えました。妻は怒って離婚すると言いだしてます。
    正直自分が弱いのが悪いのはわかっているのですが業者から取り返す方法とかあるのですか?



    <競馬予想詐欺>競馬情報提供会社ライセンスの詐欺事件

    虚偽の競馬予想を巡る詐欺事件で、府警捜査2課は競馬情報提供会社「ライセンス」の実質経営者、亀田真一郎被告(26)=東京都荒川区荒川6、詐欺罪で起訴=ら男女5人を詐欺の疑いで再逮捕した。亀田容疑者の逮捕は3回目。
    逮捕容疑は昨年11月、愛知県の40代女性に電話で「着順が決まっているレースがあり、100%利益を上げ続けている」などとうそを言って、情報料として6回にわたって計約590万円をだまし取った、としている。
    競馬情報提供会社ライセンスの実質経営者、亀田真一郎被告の詐欺事件


    ライセンス「実質経営者」を再逮捕

    虚偽の競馬予想を巡る詐欺事件で、別の顧客から約1200万円を詐取したとして、府警は12日、競馬情報提供会社「ライセンス」の実質経営者、亀田真一郎被告(26)=東京都荒川区荒川6、詐欺罪で起訴=を詐欺の疑いで再逮捕した。
     逮捕容疑は昨年10~11月、東京都の50代男性に電話で八百長レースがあり、100%当たる」などとうそを言って、情報料として15回にわたり計1200万円を振り込ませてだまし取った、としている。
    既に社員の男女4人が同じ逮捕容疑で再逮捕されており、捜査2課は亀田容疑者が主導的立場だったとみている。

    ライセンス「指示役」を再逮捕

    競馬の予想情報提供サービスを巡る現金詐取事件で、府警捜査2課は18日、東京都荒川区、無職・亀田真一郎容疑者(25)を詐欺容疑で逮捕した。この事件では、ほかに都内の情報提供会社員4人が逮捕されたが、亀田容疑者は「社長だった」と供述しており、府警は指示役だったとみている。
    発表によると、亀田容疑者は4人と共謀、昨年11月、府内の40歳代の男性に電話で「出来レースなので必ずもうかる」などと嘘を言い約170万円を詐取した疑い。

    ライセンス「新たに容疑者」逮捕

    虚偽の競馬予想を巡る詐欺事件で、府警捜査2課は18日、新たに東京都荒川区荒川6、亀田真一郎容疑者(25)を詐欺容疑で逮捕した。
    既に逮捕されている競馬情報提供会社社員の東健太容疑者(30)ら男女4人に指示をする立場だったと見て、府警は役割分担など事件の全容解明を進める。

    逮捕容疑は昨年11月、男女4人と共謀し、大阪府の40代男性に電話で「競馬関係者から、着順が決まった八百長レースの情報が入手できる」などとうそを言って、情報料として計170万円を振り込ませてだまし取った、としている。
    捜査2課によると、亀田容疑者は男女4人の勤務先である競馬情報提供会社「ライセンス」の社長を名乗っており、事件を主導した可能性がある。男女4人は15日、亀田容疑者と同じ逮捕事実で、再逮捕されている。

    ライセンス 数億円被害か 容疑の4人逮捕

    競馬の八百長情報がある」などと勧誘、レース結果の情報料として約190万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は25日、東健太容疑者(30)=西東京市ひばりが丘3=ら、競馬情報提供会社の社員の男女計4人を詐欺の疑いで逮捕した。
    全国で数億円を集めたとみられ、府警は競馬予想名目の詐欺グループの実態解明を目指す。
    他は夏田政希容疑者ら男2人と女1人=いずれも22歳、東京都内在住。4人は競馬情報提供会社「ライセンス」など数社の会社員を名乗っているという。

    4人の逮捕容疑は昨年11月、東京都内の70代の無職男性に電話で「競馬関係者が協力している八百長のレースがある。1000万円単位でもうけられる」などとうそを言って、情報料として計約190万円を口座に振り込ませてだまし取った、としている。

    ライセンス 情報料名目 4人逮捕

    競馬に勝てる情報を提供すると偽って顧客から代金をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は25日、詐欺の疑いで、東京都西東京市ひばりが丘、競馬情報会社員、東(あずま)健太容疑者(30)ら男女4人を逮捕した。

    競馬情報の悪質業者をめぐっては近年、国民生活センターなどへの被害相談が急増しており、府警は、東容疑者らが複数の会社名を使い分けながら同様の犯行を繰り返していたとみて実態解明を進めている。

    他に逮捕されたのは、いずれも競馬情報会社員の東京都豊島区南池袋、夏田政希(22)▽東京都荒川区西日暮里、成田大輝(22)▽東京都足立区千住大川町、中村麻美(22)-の3容疑者。

    逮捕容疑は共謀の上、平成22年11月ごろ、競馬情報会社「ライセンス」を名乗り、都内の70代の男性に対し「競馬関係者が絡む八百長のレースがある」「1千万円単位でもうけさせます」などと持ちかけ、情報料名目で計約190万円をだまし取った、としている。
    男性はパソコンのアドレスに届いた競馬情報のメールマガジンを見て、ライセンス社に電話をかけたという。

    ライセンス 東健太容疑者

    虚偽の競馬予想を巡る詐欺事件で、府警捜査2課は15日、東健太容疑者(30)=西東京市=ら競馬情報提供会社社員の男女4人について、ほかの顧客からも約170万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで再逮捕した。
     逮捕容疑は昨年11月、大阪府の40代男性に「競馬関係者から、着順が決まった八百長レースの情報が入手できる」などとうそをつき、情報料として約170万円を振り込ませてだまし取った、としている。
    捜査2課によると、男性は最初に50万円を振り込んだが、その後、「八百長レースが成立しなかったが、より高配当のレースが計画されている」と誘われ、約120万円を追加で振り込んだ。
    大阪地検はこの日、4人をいったん処分保留で釈放しており、今後、一括起訴するとみられる。


    <競馬詐欺>競馬詐欺事件の捜査終結

    スーパーJチャンネル
    JRA日本中央競馬会が主催する競馬は、年間約3400レース行われている。
    1着、2着、3着を順番通りに当てる三連単は、人気の高い馬券でJRA史上最高の19万5000倍も出た。
    そのような中「必ず的中する」という誘い文句のメールが飛び交っているという。

    そのメールを見て109万円を支払った20歳後半の男性は、全く当たらず貯金はほとんど無くなってしまったという。

    そこで業者に対し問い合わせをしたところ、返金に応じないばかりか、91万円を追加して「補てんレース」への参加を要求してきた。

    こうした詐欺について大澤孝征弁護士は「確実に儲かると信じさせること、これは嘘を言ってその気にさせているわけなので、詐欺にあたる。」と説明。
    日本中央競馬会の大漉賢司さんは「レース中の不正や着順の指示は不可能。」と断言した。

    そこで、元競馬詐欺業者に話を聞いた
    その元競馬詐欺業者の男性は「お客さんは競馬をあまり知らない人が多い。被害者をバカとしか言っていないですよね。」と話した。
    こうした悪徳業者の魔の手は、競馬を知らない主婦にまでのびており、40代後半の主婦は、夫が失業中で大学生の子どもがいるという。

    その主婦は、登録料として業者に30万払ったという。主婦はロイズ司法書士事務所に訪れ、30万円を返してもらおうと連絡をしようとした時に、業者から連絡があったが、業者は30万を返すどころか、追加の支払いを求めてきた。後日、司法書士が30万円の返金を求め再度電話をかけた。

    しかし、業者が返金を渋ったため、司法書士は先日の主婦との会話を今後のために録音している事を業者に明かしたところ、5日後、業者は女性に30万円を返金したという。

    取材班が業者に返金に至った経緯を尋ねたところ「詐欺を認めたということではなく、発言の内容が適切ではなかった。」と回答。
    競馬評論家の阿部幸太郎氏は「競馬は必ず当たるものではないし、自信があるのであれば、自分で馬券を買って、配当が高いままで自分が買った方が儲かる。」と話した。



    <競馬予想詐欺>競馬の予想情報エサに2400万円詐取

    大阪府警黒山署は26日、堺市の70代の無職女性が競馬の予想情報を提供すると持ちかけられ、情報料名目で約2400万円をだまし取られていたと発表した。
    女性は借金もさせられており詐欺事件とみて調べている。

    黒山署によると、東京都中央区の情報提供会社「レースオッズ」を名乗るはがきが1月、女性宅に送られた。フリーダイヤルの番号が記載され、「馬券で副業を持ちましょう」と勧誘していた。

    電話すると、応対した男が「競馬の情報料として預託金を振り込んでください。絶対外れません。レースが的中すれば返金します」と説明。女性は貯金を取り崩したほか借金もし、口座に数十回にわたり計約2400万円を振り込んだ。
    男とその後連絡がつかなくなり、返金もなかったため、女性は6月17日に被害届を提出した。



    <競馬予想詐欺>長岡市内で詐欺被害総額で314万円

    長岡市居住の50歳代男性の自宅のパソコンに株式会社グローバル通信という会社から「競馬の当たり情報を教えます。当たると金額が大きいです。」というメールが送信され、その後、男性宅にグローバル通信のタカハシと名乗る男から電話で「今回、でっかいのがあるからやりませんか。賞金の1%を情報料として頂きます。」などと嘘を言われ、3月14日から4月26日の間に、長岡市内の金融機関のATMから5回にわたり、314万円を振り込みました。

    男性は、グローバル通信にレースの確認をしようと電話したところ、連絡がつかなかったことから、詐欺被害にあったのではないかと不安になり、警察に相談にきました。



    <競馬予想詐欺>配当金詐欺1900万円被害

    帯広市内に住む70代の自営業の男性が、競馬関係会社ロト6抽選解明を行う関係者と名乗る男から配当金のもうけ話を持ち掛けられ、昨年10月下旬から12月中旬にかけて指定された口座に振り込むなどして計1900万円をだまし取られたことが9日分かった。
    帯広署は詐欺事件として捜査している。

    同署によると、昨年10月下旬、男性方に競馬関係会社からダイレクトメールが郵送され、その後、同社社員を名乗る男から家に電話があり、男性は「ジョッキー、馬主、調教師を知っているので確実に競馬でもうけられる」との話を信用。

    12月中旬までの間、市内の金融機関で馬券購入代金を指定された口座に振り込んだ他、郵便のレターパックで5回前後に分けて計約1300万円を都内にある同社の私書箱に郵送した。

    また、11月中旬、男性の携帯電話にロト6の抽選解明を行う関係者と名乗る男から「ロト6は人間が作った機械で抽選しており、必ず解明できる」などと持ち掛けられ、市内の郵便局でロト6購入代金を指定された口座に数回にわたり計約600万円を送金した。

    口座の振り込みを不審に思った金融機関の関係者が同署に通報。
    男性は昨年末に同署員から事情を聴かれるまでだまされていることに気づいていなかったという。同署は同一犯による手口とみて捜査している。
    (↑コイツはバカすぎ)



    <競馬予想サイトによる詐欺>競馬情報名目で411万円を振りこませる

    発表によると、高木容疑者は埼玉県の会社役員の男(40)ら5人と共謀。2月9~17日頃、石川県内の男性に電話で「必ず配当金が入る競馬の特殊レースがある」などとうそを言い、7回にわたって計411万円を口座に振り込ませた疑い。「何も言うことはない」と話しているという。



    <競馬詐欺>架空の勝ち馬予想で250万円詐取

    山口県警は15日、架空の競馬の勝ち馬予想料名目で現金250万円をだまし取ったとして▽埼玉県三郷市戸ケ崎、会社役員、金木真英(かねきまさひで)(40)▽神奈川県海老名市中央3、樋田悠(ゆう)(30)--ら5容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
    県警は5人が全国の約200人から総額約1億円をだまし取ったとみて調べている。

    県警によると、金木容疑者ら4人は「弁護士に相談してから話す」と供述。樋田容疑者は「やっていない」と否認しているという。

    逮捕容疑は共謀して今年3月6~19日ごろ、島根県雲南市の男性(55)に電話で「絶対に稼げる競馬のレースがある。必ず配当金が入る」などと嘘を言い、勝ち馬の情報料として同7~22日にかけて4回にわたり計約250万円をだまし取ったとしている。



    <競馬詐欺容疑>競馬の出来レースで儲け話

    競馬の出来レースでうそのもうけ話を持ちかけ、大分市の男性会社員(69)から40万円をだまし取ったとして大分中央署は22日、住所・職業不詳、豊好(とよよし)恭英容疑者(26)を詐欺容疑で逮捕した。「人から頼まれてやった。詐欺はしていない」と容疑を否認しているという。

    容疑は7月20日、「公営競馬で勝ち馬を決められる。200万円を10倍にできる」などとメールや携帯電話で男性に持ちかけ、別府市内の銀行ATMで160万円を振り込ませた。その後、「40万円足りずレースが成立しなかった」とうそをつき、損害金名目に40万円をだまし取ったとしている。

    同署によると、豊好容疑者は都内のATMで現金40万円を引き出し、捜査線上に浮上。男性は4月下旬から競馬情報サイト関係者とメールなどのやりとりを始めた。同様の手口で十数回の振り込み記録が確認され、男性が「総額1000万円を振り込んだ」と話していることなどから複数の人物が関与しているとみている。



    <競馬詐欺>競馬詐欺事件の捜査終結

    架空の競馬のもうけ話をもちかけて現金をだまし取った競馬詐欺事件で、兵庫県警捜査2課と尼崎東署は26日、さらに計96件、約1370万円の被害を確認したとして、詐欺容疑で逮捕、起訴した情報会社社長の豊田重幸被告(36)=公判中=ら5人を同容疑で神戸地検尼崎支部に追送検し、捜査を終結した。

    同署によると、5人は平成16年9月~23年1月、今回の追送検分を含め、同県内を中心に11人から計143件、総額約1960万円の詐欺被害が裏付けられた。5人は約20の架空団体名を用いており、銀行口座には約13億3千万円の入金があったという



    <競馬詐欺>「八百長レース教える」突然メール

    「八百長レース教える」突然メールで競馬詐欺被害が急増、国民生活センターへの相談が5年で3倍に。

    競馬の八百長レースを教える」と持ちかけ、掛け金や情報料名目で現金をだましとる詐欺被害の相談が全国で急増している。
    国民生活センターに昨年度寄せられた相談は、5年前の3倍に当たる2582件。悪質な情報提供会社もあり、日本中央競馬会(JRA)が注意を促している。

    絶対ツレやら他には話さないと約束してな。もうすぐ競馬のヤラセレースがあるねん」3月中旬、こんなメールが八幡市の会社員男性(27)の携帯電話に同僚の男(37)から届いた

    父親の知り合いに馬主がいて負ける馬が分かっている」1口1万円。
    男は職場の信頼が厚く3万円を手渡した

    その後男から「 149万円の配当金が入ったが、胴元へ先払いする手数料が必要」と言われ、さらに16万円を払った
    だが配当金はもらえない

    男はほかの同僚2人からも計47万円を集めていたことが発覚し、追及した結果、詐欺行為を認めた。
    男性は「大相撲のように裏の世界があると信じてしまった」と振り返る。

    JRAも認めている八百長レースを教える」「馬主が話し合って決める仕込みレースの枠があいた」などと持ちかけ、「情報料」をだましとる情報提供会社への苦情が目立つ。
    被害の拡大を受け、警察は詐欺容疑でこうした情報提供会社への強制捜査に乗り出している。
    JRAは「前もって結果が分かるレースは一切存在しない。と、被害に遭えば警察へ相談してほしいと呼び掛けている。



    <競馬予想詐欺>レクラメイションとミーディエイトの詐欺事件

    捜査2課によると、男性は競馬必勝法の情報提供をうたうメールマガジンを受け取った。
    掲載されたホームページにアクセスし、電話をかけたところ、「必ず当たる」などと勧誘されたという。

    同様に競馬情報を使った詐欺容疑で兵庫県警捜査2課と尼崎東署などが25日逮捕したのは、東京都千代田区の情報提供サービス会社「ミーディエイト」社長、豊田重幸容疑者(36)=東京都港区赤坂6=と社員の男女3人。

    逮捕容疑は、4人は共謀し09年11月15日ごろ、兵庫県尼崎市の無職女性(65)に「レクラメイション」という団体名で競馬によるもうけ話を持ち掛けるダイレクトメールを送付。
    情報料として15万円を振り込ませたとしている。

    豊田容疑者は容疑を認め、社員3人は否認しているという。
    尼崎東署によると女性はミーディエイトの口座に08年から15回にわたり計190万円を振り込んだが、当たらず刑事告訴していた。
    口座には、延べ200人から計約4000万円の入金があり、県警は余罪を追及する。



    <競馬予想詐欺>口座凍結の徹底、宮城県警に申し入れ

    河北新報記事情報

    競馬必勝法をうたった詐欺行為をめぐり、仙台弁護士会の佐藤靖祥弁護士は5日、県警に詐欺グループの口座凍結の徹底を求める申し入れを行った。
    被害相談に訪れた仙台市の30代女性の凍結依頼に県警が応じなかったため。

    佐藤弁護士によると、女性は昨年12月、会員登録した競馬情報サイトの運営会社から「順位があらかじめ決まっているレースがある」と連絡を受け、指定された口座に計104万円を振り込んだ。

    レースは開催されず、返金もされなかったため同月15日、仙台東署に口座の凍結を求め、被害届を出そうとしたが「詐欺かどうかは分からない」と拒まれたという。

    県警はホームページなどで、被害対策として警察への相談と口座凍結を挙げており、佐藤弁護士は「県警内で対応に差が出ないようにしてほしい」と話した。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/17

シンケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

シンケイバの集客サイト(解体新書と競馬戦線)は、Googleでシンケイバの情報検索をすると、「3時間前」にインデックスされたばかりのサイトであった。しかし、これらのサイトは検証結果として、どちらも「3ヶ月も前からの検証を主張している。


検証期間もさることながら、その検証内容も信ぴょう性に欠けており18戦18勝の的中率100%と驚くべき結果を謳っていた。


しかし、競馬検証.comが1ヶ月(11鞍)連続で独自に検証したところ、戦績は11戦中、わずか1勝の10敗となった。


的中率9%の、回収率34%という、全く実績に見合わないお粗末な内容であった。
18戦18勝が、11戦10敗に急になるだろうか?


シンケイバの1ヶ月検証の後も検証を続け、抜き打ち検証も3度目となるので、そろそろ終わりにしようと思う。
最後の抜き打ち検証となる11/16と、11/17は、連日不的中

検証するのは、2024/11/17の京都4R2歳新馬ダ1200mで提供された買い目である。


シンケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ シンケイバの無料予想(2024/11/17)

結果:3-10-5

データが揃っていない新馬戦とは言え、あまりにもお粗末すぎる結果に言葉がない。
結果的には、1番人気3番人気5番人気の順での決着であるが、買い目に指定した3頭の内1頭も馬券に絡んでいないというのは如何なものだろうか!?

シンケイバが提供したレース

対する馬券に指定された3頭だが、6番人気→4番人気→8番人気という「ワイドなので穴狙いで」とでも言いたげな内容だが、「新馬戦でルメール騎手を買い目から切る」というのは、ほとんど自滅行為に近いと言える。
実際に、京都04R2歳新馬→05R2歳新馬とルメール騎手が連勝した


シンケイバが推奨した9メイショウヨンクは太め残りであり、道中前半は中位のやや後ろ。直線でパッタリ止まったが、道中で押し上げる脚は見せたように使いつつよくなっていきそうな気配を見せた。

同じくシンケイバが推奨した1メイショウアオコチも同馬主であり、スイスイと逃げて4角でも余力はあるように見えたものの、あと1ハロンを切ってから失速とスタミナに問題あり。だった。


2歳新馬戦で、「メイショウ」さんの馬を中心に持ってくるのは無理がある
基本的には、マイナー牧場で自家生産種牡馬を種付けさせマイナー厩舎に預けた地味な血統であり、この時期からガンガン走るという若駒でもない。


やはり、この時期の2歳新馬戦で中心視するのであれば、吉田一族所有の早熟系海外生産馬に見られるような、早期から能力を発揮できる血統だ。今回の3キアニーナはその好例である。
レースは余裕残しも好馬体。パドックでは少しうるさい面があったものの、スッと行き脚がついて2番手でスムーズな競馬。手応え良く直線に向くと、あと1ハロンで先頭に立って押し切った。

必ずしも「海外生産馬」が全て良いというわけではないが、社台が海外から若駒を購入する場合は、下調べも入念に新たな血を入れるべく早熟な血統を買い付けて来るのが本流。
目利きもプロ中のプロが担当していることから、そこまでの駄馬を買わされるリスクも少ない。


それらを頭に入れておけば、必然と買い目の中心に入れる馬は決まるというもの。
ただ単に「配当を気にする」のであれば、このレースを選択すること自体が間違っているということである。




2024/11/16

トルネードという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

1ヶ月かけて検証したトルネードの無料予想精度した結果は、的中率20%(10戦2勝 8敗)の、回収率47%(-5万 480円)となった。


その後も定期的に抜き打ち検証を行っているが、4ヶ月間も検証をしたし、今回で最後にしようと思う。

今回検証するトルネードの無料予想(無料情報)は、11/16と、11/17は連日不的中だったが、11/16土曜の東京11R 東スポ杯2歳Sで提供された買い目である。


トルネードという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トルネードの無料予想(2024/11/16)

結果:4-9-7

トルネードの買い目は、あからさまに「穴狙い」と言っているような買い目である。


東京スポーツ杯2歳S(GII)は、結果的には1-3-2番人気の決着により3連単2,300円と堅く収まったのであるが、出走頭数が9頭となった時点でこうなることはある程度予測可能であった。

要するに、「穴狙い」であればこのレースは避けるべきであり、ハナから対象にしては行けないレースである。
このレースを獲りに行くのであれば6点以内が妥当であり、仮に今回の12点提供であった場合でも的中すれば僅かなプラスに収まる程度だった。


1着固定の並列に置かれた3ファイアンクランツは、夏の札幌2歳Sを1番人気で3着とこのメンバーの中では実績上位に置かれるが、元々は晩成型であり、本格化するのは3歳以降と見られていた。決め手に欠けることから時計勝負への対応がカギと見られていた。
レース前からゲート裏でテンションが高く少し暴れる場面があったように、メンタル面にまだ甘いところがありもう少し落ち着いてくれば、本来の力を発揮するのではと考えられる。


同じく、1着固定の並列に置かれた4クロワデュノールであるが、いくらか余裕がある程度で、24キロ増はほぼ成長分でありレース中の折り合いも問題なく、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いを見せると、渋太く食い下がる相手を最後は力で捩じ伏せての完勝を収めた。


ここまでは良かったが、2・3着固定に並べられた2ジーティーマンはテンションが高過ぎた為にアオッてのスタートとなり、序盤から少し行きたがる面を見せてなだめつつ運ぶ形となったことから掲示板を確保出来ず6着という結果。

同じく2・3着固定に並べられた8ニシノイストワールは、東京コースでの速い上がりに対応出来ずに1着から1秒6差離されてのシンガリ9着という厳しい結果。

トルネードが提供したレース

3ファイアンクランツも2ジーティーマン、8ニシノイストワールも、ほぼ人気と着順が相応の結果であり、小細工の通用しない少頭数の2歳戦にありがちな結果が全てを物語っているようである。


騎手の名前を見るだけでも、このレースで高配当を狙ってはならない理由がわかるというものだ。