テッパン」という競馬予想サイトへ集客を行っていた「解体新書」による検証では「回収率470%」とのことだった。
しかし、競馬検証.comが30レース分の予想精度を独自に検証した結果、回収率はわずか40%で、収支結果は88万超えどころか、▶︎マイナス−18万 100円となった。
今回検証するテッパンの無料予想(無料情報)は、2024/11/30に提供された3鞍の中から、京都3Rで提供された買い目の検証となる。
▲ テッパンの無料予想(2024/11/30)
結果:3-9-2
結果的には、1→3→7番人気で決まったのだが、テッパンが予想したのは1,2,5,9,10番人気の5頭。要するに、上位人気3頭と下位人気2頭の組み合わせというものだ。
騎手名を見ても分かる通り、武豊と短期免許の外人騎手に若手有望株の2名を入れていれば当たるだろうと考えたのだろう。
勿論、1着となった3メイケイレイン(武豊)の前走を見る限り、一本かぶりのグリグリ1番人気になることは予想されていたし、11頭立てであれば余裕で捌き切れて当然であった。
要するに、このレースは2,3着馬を探すレース。
5アイルランズコールは、C.デムーロ騎乗ということから2番人気に押し出されたのは明らかであり、ダート変わりと距離短縮という2つの変化に加えて、前々走から5→8着と着順を落としていたことも懸念されていた。
ヤネ(鞍上)が幸からC.デムーロに代わっただけであり、馬の調子や陣営の話とは関係なくチョイスしたようだ。
結果は5着。
序盤から行きたがって抑えるのにひと苦労したようで、勝負どころから追い上げを図ったが、直線はピリッとした脚を使えなかった。やはりという感じだった。
そして、1ホウオウアーネストであるが、前々走から0.7秒差の4着→2.4秒差の6着と夏バテによる調子落ちから5番人気と競馬ファンからの評価も落ちていたのだが、R.ムーア騎乗となったことからテッパンの予想担当は「外国人マジック」に期待でもしたのだろう。
結果は8着。
全くと言っていいほど、良いところはなかった。
逆に、2着となった9ダイシンレアレアは3番人気にもかかわらず予想者が買い目から切ったというのは、鞍上が小崎綾騎手であったことによるものと思われる。
小崎綾騎手や3着のM.デムーロ騎手には悪いが、2歳未勝利戦であれば馬のレベルもまだ団栗の背比べ状態であり、騎手のレベル差はそれほど影響しない。
テッパンの予想者には、押し出された人気を見分けるコツを掴んでほしいところだ。
12/1は「ギア1」という低額コースにて1つ目は269.7倍(161,820円獲得)、同日2つ目は77.2倍(54,040円獲得)のダブル的中 となった。
「原点」独自の「重賞原点」という無料コンテンツや、提供される予想には無料予想でさえ、常に載っている見解(短評)、それと検証当初から連日的中で地方競馬の回収率も高かったこともあり、「原点」への期待は高まるばかりだ。