「大当たり競馬」という競馬予想サイトは、競馬予想や競艇予想において低精度な予想を提供していることで知られる「株式会社ユラナス」が運営しているサイトだ。
オープン当初から「株式会社ユラナス」の運営する競馬予想サイトであれば、予想の信頼性に欠けることは十分予測できた。
しかし、「解体新書」という集客サイトでは、不自然な検証開始日や、「10戦9勝で的中率100%」という明らかに誤った計算を用いて「大当たり競馬」を過剰に評価していた。
こうした信頼性に欠ける集客サイトは、不審極まりない検証結果をもとにユーザーを「大当たり競馬」へと誘導しているが、運営者が「株式会社ユラナス」であることを考慮すれば、「的中率100%や回収率417%」という数値で客を欺く行為は「無責任としか言いようがない。
実際に、競馬検証.comが1ヶ月間にわたり実施した無料予想の長期検証では、予想通り、全く異なる結果が明らかとなった。
以下、どちらが真実かは自ずと明らかであろう。
■解体新書による検証結果
戦績:10戦9勝
的中率:100%(計算間違えてるし)
回収率:417%
収支結果:+63万 5130円
↓
■競馬検証.comによる検証結果
戦績:15戦3勝 12敗
的中率:20%
回収率:40%
収支結果:−20万 50円
さて、今回検証する大当たり競馬の無料予想(無料情報)は、2024/10/13の京都11Rで提供された買い目である。
▲ 大当たり競馬の無料予想(2024/10/13)
結果:5-10-14
勝ち馬推奨の3頭のうち、勝ったチェルヴィニアはハービンジャーの産駒、その他の2頭、タガノエルピーダ、クイーンスウォークがキズナの産駒だった。
この世代好調のキズナの産駒だが、本質はパワー型。
産駒の勢いに乗るという選択肢は悪くはなかったが、中央4競馬場で最も馬場が軽いとされる京都の芝という舞台で、この2頭を指名したのが裏目に出た。
組み立て的には、10番ボンドガールを一列上げていたら的中していた馬券であっただけに、余計に悔やまれる。
ダイワメジャー産駒のボンドガールは勝ち星こそ1つだが、重賞で2着が3回あり、常に強いところと互角の戦いを続けてきた馬だ。
尚且つ、武豊騎手がずっと乗り続け、脚の使いどころは完全に把握していた。ましてや、武豊の「庭」とも言える京都競馬場。馬の状態も札幌、中山と叩いてここ目標に万全の出来であった。
京都内回りの芝2000mはゴール前が絡みやすく、武豊騎手もその特性を把握していたはずだ。それにもかかわらず、ボンドガールの評価を十分に上げられなかったことが、今回の最大の敗因だろう。
ただ、今回の失敗を糧にすれば今後の牝馬戦線も見やすくなるはずだが、果たしてエリザベス女王杯での巻き返しを期待できるのだろうか。
10/13に提供された「アディショナルタイム」というコースでは、京都12Rで469.5倍の高配当を的中させた。今回も18点という少ない点数で狙い、推奨単価はリスクを抑えた600円となっていたので、28万 1700円の払い戻しとなった。
リフレインは、地方競馬予想においても精度の高さを証明しており、信頼性の高い予想サイトだと言えるだろう。