最終更新日:2024年04月29日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,583

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先日に続き、今回も海外ネタ書こうと思う。
海外で活躍している、日本の名馬ディープの血統ディープインパクト産駒を紹介したい。

あまり日本じゃ話題になってないけど、今年はなんと日本と、フランスのダービーをディープ産駒が勝っているのだ。
日本ではワグネリアン、フランスではスタディオブマンが勝った。

そして英ダービーでもディープ産駒サクソンウォリアー1番人気に推されたが、惜しくも4着。
しかしサクソンウォリアーは日本の皐月賞に当たるイギリスのクラシック1冠目の英2000ギニーを制しており、今年の春はなんと世界で3頭のディープ産駒が、クラシックを勝ったことになる!


またサクソンウォリアーは、今年の英ダービーで単勝1.8倍に推されたのだが、これは239年の歴史を誇る英ダービーでオッズ・オン(単勝が2倍割れ)は、過去に15頭しかおらず、これだけでも既に偉業と言える、日本のディープ産駒だ。

欧州のクラシック6月30日に行われる、愛ダービー(アイルランド・ダービー)が春の最後のクラシックとなり、近代競馬では格的には英ダービーと愛ダービーは、ほぼ同等とされており、実際に英ダービーを勝ったマサーも愛ダービー出走を予定しており、ここでサクソンウォリアーとの再戦が実現することが濃厚となっている。


さらにはこのレースの延長線上に、ヨーロッパ競馬の春のグランプリがあり、凱旋門賞に肩を並べるほどの格を持つキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスがあり、このレースに3歳馬が出走してくることが当たり前となっているのだが、実際、昨年の凱旋門賞馬エネイブルは、春にキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝ち、秋に凱旋門賞を勝つという偉業を成し遂げている。


英ダービーで惜しくも勝利を逃したサクソンウォリアーであるが、愛ダービーでマサーに雪辱し、さらにキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝つようなことがもしあれば、種牡馬ディープインパクトの価値は国内にとどまらず、世界から羨望の眼差しを向けられることになることだろう。


そしてそれを後押しするのが、ディープインパクトの有する血脈です。

今年の安田記念馬であるモズアスコットは、英国の種牡馬フランケルの産駒なのだが、欧州血統はサドラーズウェルズ系ディンヒル系の配合に現状行き詰まっており(実際にモズアスコットも同様の配合)、この血統構成に配合できる新たな血、新しい種牡馬をここ数年探り続けていたのだが、ついに今年から本格的にジャパンブランドの、ディープインパクト産駒にスポットが当てられたのは、前述のサクソンウォリアーの例を見ても明らかだからだろう。


この「ディープインパクト産駒の血統が優秀だ」と、世界に知られはじめてる現象は、現在世界No.1ジョッキーと呼ぶにふさわしいR.ムーア騎手がコンスタントに日本に来日し、日本の競馬のレベルの高さや、種牡馬ディープインパクトの性能を知ったことにより、世界のホースマン達に身をもって体験したことをR.ムーア騎手が進言したため、種牡馬ディープインパクトにスポットが当たり始めているという説が濃厚だ。

サクソンウォリアーがマサーに愛ダービーで雪辱し、勝ち馬になることはそれだけでも偉業と言えるが、万が一にその先にあるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスや、凱旋門賞までもを勝つようなことになれば、種牡馬ディープインパクトは新たな歴史を世界に刻むこととなるだろう。


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【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。