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ローズステークス (9月・GⅡ) (2016ローズS ジュエラー失速の訳は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

牝馬クラシック最後の一冠・秋華賞に向けて、重要な前哨戦となった18日のローズSは、オークス馬のシンハライトが貫禄勝ち。しかし桜花賞馬のジュエラー11着と不可解な敗戦だった。

この敗因はいかに?


「今日は、着順を気にしていなかった。次につながる競馬ができるかどうか」
との事だが、ここまでの大敗は想定していなかったはずでは?


レースではジュエラーは好位の5番手。この決断をしたM.デムーロ騎手の狙いは「2つ」あった。

1つはこの日の阪神が雨の影響で先行馬に有利な馬場状態であったことだ。

もう1つは「先」にある秋華賞を見据えての競馬だった。

ジュエラーはデビュー以来一貫して「極端な追い込み」だった。

ここまで4戦はすべて上がり3ハロン1位を記録。
爆発的な破壊力を持つ末脚を存分に発揮して桜の女王に輝いた。だが、それでも4戦して2勝。勝つにしろ負けるにしろ、ライバルのシンハライトとの差もわずか数cmしかない薄氷だった。


…そして目標の秋華賞は京都の内回りコース。短い直線勝負に対応できる自在性が問われる舞台で、実際に秋華賞の4コーナーでポジションが2ケタだった馬が勝利したのは、20年の歴史の中で2004年のスイープトウショウただ一頭だけ

その一方で、
これまでジュエラーは4コーナーを1ケタ着順で回ったことは一度もなかった。
デムーロの考えとしては秋華賞で自在性に勝るシンハライトに勝つことは極めて難しくなる、だからこそデムーロ騎手はあえてポジションを獲りに行く競馬を試した。試すには、ここしかなかったんだろう。


…だが、デムーロ騎手にとって計算外だったのは、押して前に行ったことでジュエラーが掛かり気味になったこと。

無論、休み明けだったことも決して無関係ではないだろう。だが、それ以上にこれまでのレースでスタートから追われた経験のない、もっといえば、いつも出たなりのレースで最後の勝負所以外でゴーサインを受けた経験がない桜花賞馬は、やはり闘争心に火がついてしまったようだ。

それでもデムーロ騎手は、すぐに馬の後ろに付けてロスを最小限に抑えようとしたが、結果最後の直線でズルズルと後退、勝ったシンハライトからは、1.6秒も突き放された11着に大敗している。

さらに付け加えるとデムーロ騎手は、最後の直線でシンハライトに後ろからかわされて以降、ほぼ追っていない。間違いなく「次」を見越しての判断であり、結果見誤ったものの、11着という大敗はそのためで着順は額面通りに受け取らない方が良いだろうな。

牝馬ながら500㎏を超える大型馬で叩かれた効果は期待できる。
桜花賞馬がこれで「終わった」と思うのは早計とは思いつつも、今回の競馬が次につながるかは少し疑問だな。

なんだか皐月賞のリオンディーズを見てるような感覚だよw


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2024/05/05

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マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

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▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。



2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

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▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。