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先日ジャパンカップ(JC)の展望を書きましたが、ここにきて雰囲気が一気に変わってきましたね。
…と、言うのも、ジャパンカップ(JC)の賞金が2億5千万円から一気に3億円になったとたん、昨年まで見向きもしなかった外国馬が一気に20頭も予備登録をしてきました。

そしてまず参戦の意向を表明した外国馬は4頭。
イラプト(牡3、仏・F.グラファール厩舎)本年度のパリ大賞典の勝ち馬で今年の凱旋門賞5着。パスキエ騎乗予定

イトウ(牡4、独・J.カルヴァロ厩舎)、ドイツG1バイエルン大賞典(芝2400メートル)ミナリク騎乗予定

ナイトフラワー(牝3、独・P.シールゲン厩舎)。ドイツGI・オイロパ賞
シュタルケ騎乗予定

トリップトゥパリス(エドワード・ダンロップ 厩舎、セン4歳)英ゴールドCベリー騎乗予定。


この4頭はほぼ出走確定のようです。

しかし最大の目玉となりそうなのは、14,15年と凱旋門賞で、2年連続2着に好走しているフリントシャー(牡5、仏・A.ファーブル厩舎)。
当初は、日本時間の11月1日にアメリカで行われたブリーダーズカップターフとの両睨みだったのですが、これを辞退してジャパンカップ参戦を表明しています。


遠征競馬での実績も豊富で、14年はブリーダーズカップターフ2着、香港ヴァーズ1着。15年もドバイシーマクラシック2着と、世界各国で安定した結果を残し続けていて。10月時点でのレーティングは、世界7位タイとなる123ポンドでヨーロッパのトップホースとして堂々の参戦となる模様。


フリントシャーと同じく、123ポンドのレーティングを保持しているのがフリーイーグル(牡4、愛・D.ウェルド厩舎)。
今年の凱旋門賞では6着に敗れてしまったものの、日本馬スピルバーグが参戦したプリンスオブウェールズSを制覇。現時点ではジャパンカップと香港カップの両睨みとのことなんですが、天皇賞(秋)への予備登録も済ませており、日本遠征への意欲は強そうです。同馬は来年からはアイリッシュナショナルスタッドでの種牡馬入りが決定しており、ジャパンカップ香港カップのいずれかが引退レースになるとのこと。


また、11月3日(火)にオーストラリアで行われたメルボルンカップの2着馬・マックスダイナマイト(セ6、愛・W.マリンズ厩舎)も参戦を予定。
主戦を務めるデットーリ騎手が、メルボルンカップ1ヶ月間の騎乗停止処分を受けてしまい、騎乗できないのがやや残念ですが、当馬の父は04年シンザン記念など 日本で重賞2勝を挙げたグレイトジャーニー。サンデーサイレンス系の血脈からも、日本競馬への高い適性を期待できそうです。


尚、メルボルンカップには日本馬のフェイムゲームホッコーブレーヴも参戦していたが、それぞれ13、17着という結果に終わっている。

その他にも、米GⅠアーリントンミリオンの勝ち馬ザピッツァマン(セ6、米・R.ブルーグマン厩舎)など、世界各国から強豪馬たちが参戦の意欲を示しています。


しかしたった(?)5,000万円で変われば変わるもんですね。去年も3頭の参戦があったのですがアイヴァンホウは12番人気、アップウィズザバーズは15番人気、トレーディングレザーは11番人気と全く本気度を欠いたもの、いわゆるJRAが拝み倒して来てもらった感が強かったですが、今年は賞金を求めて目の色が違うみたいです。


フリントシャーが出走してくれば人気は必至でしょうし、他の馬もここは仕上げてくるでしょう。


ほんの少しの進歩かもしれまでんが、昨年まではジャパンカップ(JC)を叩き台でメイチは香港という馬が大多数でしたが、今年は一応両にらみというところまで来たようです。
JRAがもう一工夫すれば 香港に負けない世界の競馬の祭典となるでしょう。


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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。